聖書内容の要約まとめ~旧約・新約聖書のあらすじ分かりやすく簡単に

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感謝 ダニエル書

この投稿では、「聖書は沢山文字があってとっつきにくい」と思われる方の為に聖書内容の要約まとめ~旧約・新約聖書のあらすじを簡単に紹介します。とは言いましても、それでも分厚い聖書です。すべてを紹介すると膨大になりますので、中でも、今回は主に旧約聖書から以下の事柄に絞って分かりやすく簡単に紹介します。

  1. バベルの塔のあらすじ
  2. コヘレトの言葉のまとめ
  3. 死海文書を分かりやすく解説
  4. 創世記の簡単なあらすじ
  5. 簡単な外典の紹介
  6. モーセの十戒とは、語られる意味を簡単に解説
  7. 民数記のあらすじをざっくりと
  8. よくわかるヨブ記(過去に投稿した神学生のメッセージから)
  9. ダニエル書の要約 あらすじは順次リンク先へ

聖書内容は多くの人々を勇気付け、多くの人生に影響力を持ってきた深良い書物です。聖書は神のことばが書かれていて、著者は神、神は人知をはるかに超えた方、そして、祝福に満ちた力ある方、神は愛です。

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。

それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

ヨハネの福音書3:16

神様のことを表現すると、↓ この聖書の名言になります。

 6:15時がくれば、祝福に満ちた、ただひとりの力あるかた、もろもろの王の王、もろもろの主の主が、キリストを出現させて下さるであろう。 6:16神はただひとり不死を保ち、近づきがたい光の中に住み、人間の中でだれも見た者がなく、見ることもできないかたである。ほまれと永遠の支配とが、神にあるように、アァメン。

第一テモテ6:15-16

では「バベルの塔のあらすじ」から let’s go

 

 

目次

①聖書内容の要約:バベルの塔のあらすじ

塔

 




【誰が】

その頃、全地は一つの話し言葉で意思疎通はスムーズに出来ていました。人口が増えたので、東の方に次第に移って、シヌアル(シュメール)の地に平地を見つけて住み着いた人々のことです。

【いつ】

時は、旧約聖書に書かれている、ノアの大洪水の後の時代です。シュメール人は、世界初の文字(楔形文字)を生み出しました。文字があるので、ここから歴史時代となります。

【どこで】

場所は、オリエントの北に位置するティグリス川と南にあるユーフラテス川の間にある土地、メソポタミア地方です。古代シュメールと後のバビロニアあるいはメソポタミア地方でこの辺を旧約聖書ではシヌアル(シュメール)の地と記されます。

メソ(中間)ポタミア(川)=川の間にある土地=メソポタミアです。南部に都市国家を建設しますがさっそく文字の恩恵です。固有名詞、都の名前が分かります。ウル・ウルク・ラガシュです。

【なにを】

神権政治がおこなわれていました。「じっくらとこの地に腰を下ろしたい」と願い頑張って (#^^#) ジックラトという比較的大きな建造物がメソポタミア各地に建てられます。高さ25メートルくらいのピラミッドのような神殿・塔です。そこで偶像神(月の神)を祭っていたと言われています。おそらくバベルの塔はこのジックラトの一つであったと考えられています。

【なぜ】

神の為というより、人間の力の偉大さを見せつけるためにモニュメントとして建造しました。

【どのように】

彼らは石の代わりにレンガを造って焼き、粘土の瀝青(アスファルト)を用いる高い技術力がありました。「皆で団結して、天に届く塔を建てて、名を上げよう、全地に散らされないように」と豪語してアスファルトをモルタルのように使ってレンガを積み上げました。

【どうなった】

神様は天から見て仰せられました。「彼らが、一つの民、一つの言語でこのようなことをし始めたのなら、彼らの行動をとどめられることはない、地上に降りて、彼らの言葉を混乱させよう。」神様が人々の言葉を混乱させ、地の全面に人々を散らされたので町を建てるのを止めました。それで町の名はバベル(ヘブライ語でバラル混乱)と言われました。

聖書内容要約 バベルの塔を読んで、分かち合い

 

その頃、地上には、主のおかげで力ある猟師になったニムロデという抑圧する主権者が現れました。

ここに「主のおかげで」と書かれているのでニムロデはあたかも主に祝福されて権力者になったかのように読んでしまいますが、原文では「主に反して」と記されています。ニムロデは主に反抗し、主に敵対して主権者となったのです。

2020年10月16日 新宿シャローム教会 主任牧師:富田慎悟師のマナメールより

 

聖書に出てくる名の意味は特性を表示します。

読解時に名前の意味を調べると点と点がつながり理解が深まります。

祝福の神の主権とは似て非なるニムロデ(ヘブライ語で反逆する者)が、力で抑圧する権力者、しかも主(神)に反抗する権力者が現れました。伝承によればこのニムロデが、天にも届く塔をたてるように命じました。

洪水の後、ノアとその子らを祝福して、神様は地に満ちよ、増え広がれと言われていました。人の考えに勝る大きな神の愛と祝福に気が付かずに、ニムロデを中心とした人々は、「ここに留まりたい、」と反抗しました。しかも力を合わせて偉業を成し遂げようとする動機は、虚栄や、神への反抗でした。この時代の偶像礼拝、不品行は新約聖書で説明されています。 ↓

1:22彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、 1:23不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。

1:24ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。 1:25彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、アァメン。

1:26それゆえ、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた。すなわち、彼らの中の女は、その自然の関係を不自然なものに代え、 1:27男もまた同じように女との自然の関係を捨てて、互にその情欲の炎を燃やし、男は男に対して恥ずべきことをなし、そしてその乱行の当然の報いを、身に受けたのである。

ローマ人への手紙1:22-27

この退廃した姿が現代に似ていて、ぞっとします。偉業を成し遂げることは悪いことではないのですが、動機が大切です。地に散らされたことで、人は地を満たしていきました。産めよ増えよ地を満たせという神様の計画は行われていきます。

バベルの塔の建設がとん挫したことも、人々が散らばって地を満たしていったことも神の恵み、愛のみ手の業(わざ)だと思います。どんなに能力があっても内側に御霊の実である「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」を実らせてないなら、価値がないどころか、幼子に与える危険な剣になってしまうのだと心にしっかり留めておくべきだと思います。

②聖書内容の要約:コヘレトの言葉のまとめ

 




 

あらすじ コヘレトの言葉は「伝道者の書」とも言われます。

【だれが】  ダビデの子であるイスラエルの王ソロモンの人生論と言われています。

【いつ】  ソロモン王は栄華を極め、これを守るために、次第に妥協し偶像礼拝をして神様から離れ堕落していきました。その後回復した時期、晩年の紀元前935年頃です。

【どこで】  場所はイスラエルです。

【なにを】  神から離れて生きてきた後悔の思い、人生哲学を語ります。

【なぜ】  特に次世代に向け、自身と同じ失敗を繰り返さないようとの願いから書かれています。

【どのように】  権力、富み、名誉、官能的快楽を極限まで体験した結果、神無しの人生の空しさを痛烈に記し、人間の最高の幸福は神を敬い心から献身し、神のみ言葉を聞き守り、神の召しを全うすることなのだと語っています。

 

コヘレトの言葉の味わいは結論だけでなく率直に記すプロセスにもあります。

 

主イエスが、このように言われるほどソロモンは栄華を極めました。

 

イエス様
イエス様

しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。

マタイ6:29

 

神様に従う知恵ある王で名高いソロモンでしたが繁栄するにつれ、もっと強固な国にする為、馬や戦車、政略的に妻を多く持ちます。700人もの妻と300人の側室がいました。娶った異国の妻の影響で他宗教が入りソロモンは心迷わし妥協して、自身も神との約束のみ言葉を軽んじて偶像礼拝に手を染めます。実は神の律法の書には、こう書かれていたのです。

17:16王となる人は自分のために馬を多く獲ようとしてはならない。また馬を多く獲るために民をエジプトに帰らせてはならない。主はあなたがたにむかって、『この後かさねてこの道に帰ってはならない』と仰せられたからである。 17:17また妻を多く持って心を、迷わしてはならない。また自分のために金銀を多くたくわえてはならない。

申命記17-16-17

馬は軍馬のことです。武力に頼り、神に頼る心を失わせます。馬を多く得るためにエジプトに帰らせてはならないとは、エジプトが馬の産地で、馬を得ようとしてエジプトと同盟してはならない、先祖がエジプトの奴隷だったところから神に贖いだされ出エジプトしたのだから逆戻りしてはならないと言われているのです。

博識なソロモン王がこの律法を知らないはずはありません。しかし彼は軍事力を強化しました。多くの負担を強いられた国民から不満が出て、ソロモン王が築き上げたものは、次の代からあっさりと崩れていきます。国が堅固なのは神の守りの故だということをソロモンは忘れていました。

私達にも適応できます。ソロモンの助言を噛みしめ味わうべきです。求めるべきものは物質的栄華ではなく、霊的な栄光、内なる人の完成です。外に見える熱心や努力、知識、才能、知恵も神から離れ敬虔を忘れては愚かとなり、物質的に富んでも誘惑が増します。人が罪の力、誘惑に勝ち抜いていられるのは、神に従った歩みをしている時だけです。知恵ある者として名の知れたソロモンでさえ、こうなのです。

だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。

第一コリント10:12

 

究極の経験をもってしても、神無しでは満足はなく空しいと悟り空を語ります。

 

 

1:2伝道者は言う、
空の空、空の空、いっさいは空である。

伝道者の書1:2

 

「この世のすべてのものは未来永劫変化の無い実態はない、全て変化していくと悟りなさい。」と説く仏教の般若心経にある色即是空でいう空とは違います。ソロモンは神なき人生の空しさを空と表現しています。富も名誉も知恵も知識も名声も快楽も、さながら実験するように体験したソロモンが、それらはすべて空しい、人はただ神に心の目を向ける時に真の幸いを見出すことが出来るのだと語っています。

 

コヘレトの言葉はソロモンの人生哲学なので永遠の真理に届かないこともあります。

しかし神の赦しの元、ありのままを私達に教えてくれています。

愛のある食卓

 

人は食い飲みし、その労苦によって得たもので心を楽しませるより良い事はない。これもまた神の手から出ることを、わたしは見た。

伝道者の書2:24

愛することにも喜びがあります。人には他にも楽しいことはあります。これが永久の真理に届かないことの一つです。

人生の問題に対する究極の答えをソロモンはコヘレトの言葉で記しています。

造り替えられる

 

事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。

伝道者の書12:13

ソロモンの時代には、イエス・キリストの十字架の贖い(あがない)は、まだ行われていませんでした。「恐れよ」とは神の刑罰を言っていたのです。ダビデ王や、アブラハムには、罪の刑罰からの恐れだけでなく、霊の目でヤハウェーなる神が見えていました。ヤハウェーなる契約の神を見上げることが重要です。

「手を見よ、釘を見よ」なる贖い主、十字架に釘付けされたイエス・キリストのことです。

(贖うとは償うことです)(イエス・キリストの十字架の贖いとは、私たちの罪の代価をキリストが代わりに支払って買い取り、私達を罪の奴隷から自由にしたことです)罪から来る報酬は死です。主は私達の罪をご自分の命を捨てて代わりにつぐなってくだった方です

聖書の名言 愛 英語有 ヤハウェのヘブライ語の意味にも愛がある。
聖書の名言から 真実の愛を知ることができます。それはヤハウェのヘブライ語の意味にあります。 この内容は聖書が語る愛の紹介をテーマに一度、投稿したのですが、聖書をまだ知らない方には不思議な内容になっているので削除し訂正して新たに一般的に伝わり...

 

新約聖書の時代に生きる私たちは恵まれています。イエス・キリストがおられますから

主イエスの手の釘

新約の現代に生きる私達には、贖い主であるイエス・キリストが歴史的事実としておられます。彼は身代わりに十字架にかかり私たちの罪の代価を完済され、死んで、よみに下り、三日目に死人の内からよみがえって、今は天の神の右に座して私達を取りなしてくださっています。このことによって永遠の命への道を現実に切り開いてくださったのです。

悔い改め、このことを信じる時に罪赦され神との平和が回復し、永遠の命を与えられ、本物の平安、幸いを与えられます。今は恵みの日、救いの時です。狭き門ですが、蜘蛛の糸のように大勢が寄ってたかって救われたい一心で奪い合うと切れてしまうようなものではありません。

3:16神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 3:17神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである

ヨハネ3:16-17

 

③聖書内容の要約:死海文書を分かりやすく解説

洞窟

 

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聖書内容の要約まとめ~旧約・新約聖書のあらすじ分かりやすく簡単に説明する時、聖書の内容が真実である証拠として欠かせないのが死海文書です。

友喜
友喜

死海文書といえば、今年2021年の3月約60年ぶりに断片が発見されたと話題になり、ニュースで今回発見された断片からゼカリア書8章16節が紹介されていましたね。

あなたがたのなすべき事はこれである。あなたがたは互に真実を語り、またあなたがたの門で、真実と平和のさばきとを、行わなければならない。

ゼカリア8:16

死海文章は、エッセネ派という神の前に聖くあろうとする戒律の厳しい団体が写本したものです。西暦68年のユダヤ戦争の時、攻めてくるローマから、自分たちの命よりもこの書物を守るために、エッセネ派の人たちは、ツボに入れクムランの洞窟に隠しました。

それから約1900年後、ベドウィンと呼ばれる遊牧民が迷子の羊を探している時に洞穴に石を投げると割れる音がしたので、翌日確認しに行くとツボが割れていて中から写本が発見されました。

1900年ぶりにイスラエルが再建された1948年5月14日という日を思うと運命的と言える直前の1947年に、クムランの洞窟から20世紀最大の考古学的発見!と言われる死海文章なのです。

 

死海文章が発見される前は、聖書中のイザヤ書53章の内容が、イエス・キリストの事を書かれているとしか思えないと、あまりにも正確な預言であったことから、イエス・キリストより750年も前に生きたイザヤが書いたとしては不自然だと言われていました。

それで、イザヤ書53章はイエス・キリストの十字架以後に付け足して書かれたという学者たちがいました。イエスがキリスト(メシア・救い主)であるということを認めないユダヤの人の中には、イザヤ書53章は読まないという方もおられるほどですが、裏を返せば、イエス・キリストに対する正確な預言だと認めているということです。

しかし、1947年に発見された死海文書は、これまで最も古いとされていた写本よりさらに1000年古かったことが分かりました。そしてイザヤ書53章も発見された中にあったのです。

旧約聖書は紀元前4世紀から紀元前1世紀頃に成立するのですが、死海文章が書かれたのは、ちょうどその時期です。イザヤ書53章も明らかに紀元前に写本されたものだったのです。

これで、イエス・キリストが生まれる以前に書かれたということが証明され、イザヤ書53章付け足し論は論破され、イエス・キリスト以降に書かれたと主張する学者はいなくなりました。

聖書の預言は必ず成就するのだと証明され、

名言集である聖書は、一語一句真実であると証明されました。

 

死海文章は重要な発見 感想

友喜
友喜

私自身もこのことを調べているうちに信仰の勇気づけを与えられました。

何よりもイエス・キリストを知り、

受け入れ信じ続けるキリスト者(クリスチャン)にとっては、

死海文書の発見は、とても感謝で重要なことです。

聖書には現代科学では説明のつかないことが多くあります。

① 太陽の動きが止まったり

(旧約聖書ヨシュア記10章12~13節)

② 太陽の動きが戻ったり

(旧約聖書イザヤ書38章8節)
(第2列王記20章11節)

③ 紅海が二つに割れ海の中を歩いたり

(出エジプト14:21,15:8)

④処女マリアによってイエス・キリストが生まれたり

(マタイ1:18-25)

⑤ イエス・キリストや使徒たちによって、

  病人がそれもそこにいる全員が癒されたり、

   (マタイ4:23他)

⑥ 死人が蘇ったり

(マタイ9:18他)

⑦ 水が飛び切り上等な葡萄酒になったり

(ヨハネ2:1-11)

⑧ 5つのパンと2匹の魚で5000人が満腹出来たり

(マタイ14:17-20)

⑨ もっと根本的な、創造論であったり

(創世記1章、2章)

⑩ 天国と地獄の存在、他

体験したり見たことがないから信じるしかないこと

 

聖書中には人知では理解しがたい不思議なことは他にも沢山あるのです。論理的でも、科学的でもない聖書を世界中の千差万別な境遇の人々から読まれ、ここに書かれてあることを知り受け入れ信じ続けられているのです。

友喜
友喜

それでも、こうして考古学的に証明されることで主イエスの信仰によって、主の愛に触れられて信じていたことが、実は信じるという領域を超えて聖書の方が現実なのだと感謝して再認識しする機会となりました。神様のダイナミックなロマンを感じます。

 

④聖書内容の要約:創世記の簡単あらすじ

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旧約聖書の最初の五つの書簡をモーセ五書と言い、ユダヤの人々はこのモーセ五書をまとめてトーラー(律法)と呼びます。トーラのはじめの書簡が創世記です。

【いつ】 執筆年代は創世記の記者であると言われているモーセがイスラエルの人々とエジプトを出て生涯を終えるまでの紀元前1440年から1400年と言われています。この書簡の舞台である年代は世の初め(年代不明)からヨセフが天に召される紀元前1640年頃です。

【どこで】 世の初めからノアまでは不明です。バベルの塔、アブラハムの時代、創世記全体では世界史で習うオリエント文明の一帯で現代の中東地域です。

【だれが】 神や悪魔、人間で主な登場人物はアダム、エバ、アブラハム、サラ、イサク、リベカ、ヤコブ、ヨセフです

【なぜ・目的】 創世記は聖書の苗代と言われ、聖書の教理の苗を記します。天地創造後、人間の堕落から罪が入り、そこから神の救いの約束、信仰による救い、あがない、恵み、神の(主権、ご性質、約束、ご計画)その他、多くのことを世の終わりに臨んでいる私達に対する訓戒の為に語られています。

【なにをどのように】 創世記のはじめは、天地創造の記述しています。天地創造の順番は下記の表の通りです。

創世記1:1-2 天と地の創造
創世記1:3-6 第一日 光と闇 昼と夜を分離する
創世記1:7-8 第二日 天の下の水と陸の水を分離する
創世記1:9-13 第三日 地上食物 陸と海を分離する
創世記1:14-19 第四日 日 月 星 光を完成させる
創世記1:20-23 第五日 魚鳥 天と海を完成させる
創世記1:24-31 第六日 地上の動物と人 陸を完成させる

 

神様はご自分が作られた全てを見て非常に良いと言われました。

 

また創世記は大きく二つに分類できます

(A) 1章から11章は天地創造と、アダムそしてエバからノアの子の時代 ここまでは家族単位の歴史。

(B) 2章以下はヘブライ人の起源。

 

(A)の創世記のはじめの1章から11章はさらに五つに分けられます

① 天地創造
② 堕落 良く知られているアダムとエバが神との約束を裏切った事件です。これで人類は神との平和を失い、罪の代価である死の呪いを受け楽園を出されます。
③ 殺人 こちらもよく知られているカインとアベルの話です。人類最初の殺人が起きてしまいました。人間中心の不信仰な人々と、神に従う少数の人々という流れが出来てきました
 洪水 ノアの時代です。この時代はとても邪悪な世界で洪水によって滅ぼされました。ただ一人義人であったノアと家族が神の言われたとおりの箱舟をつくり洪水の前に箱舟に入り救われました。
 バベルの塔 こちらはこの記事上部にある「聖書内容の要約:バベルの塔のあらすじ」で説明したとおりです。参照ください
⑥ 12章以下からは、ヘブライ人の起源が書かれています。アブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフへと族長の伝記に移り変わります。族長たちを通して神が働かれます。

 

創世記にある聖書の名言が今日も語る、あなたに伝えたいこと

 

はじめに神は天と地を創造した

創世記1:1

同志社大学の創立者新島襄先生は、このみ言葉に出会い感動されて神を信じました。

今も「私の助けは天と地を造られた主から来る」という信仰の根拠が私達を励まし続けます。

創世記には、所々に人間の罪の代価を代わりに支払ってくださる贖い主イエス・キリストの救いの模型が示されます。

わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

創世記3:15

①人がサタンに惑わされ、堕落して罪が入った後、神様はサタンに打ち勝つ子孫をここで啓示されます。その方が女のすえイエス・キリストです。

あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。

創世記50:20

⑥族長たちの歴史の最後の場面で、ヨセフは兄弟に裏切られてエジプトに売られましたが、エジプトで神に用いられ総理大臣になり、神のみ言葉に従い食料を備蓄しエジプトを救い、その上で兄弟のいる地が飢饉のとき自分をだました兄弟も救いました。

悪を通しても人々の命を救ったヨセフは、人の悪によって十字架につけられ成就したイエス・キリストの救いの模型です。

聖書をぎゅっとまとめて、一文で説明すると

「この私達を罪から贖ってくださるイエス・キリストを主として、

    主の家が建て上げられていく物語」・・・ということができます。

 

聖書とは?内容は短いヘブライ語「初めに」の中に創世記で啓示。
友喜 聖書とは? 聖書の内容は?について、分厚い聖書のエセンスを 短く端的にまとめますと、 「神の子であるイエス・キリストが頭(王)となる家(王国)を創造する」 歴史ということが出来ます。 これは名言集である聖書の一番初めに出てくる創世記1...

友喜

愛する方から贈られたラブレターを三分の1だけ読むなんてもったいないですよね。 (#^^#)普通そんなことしません。私なら、隅から隅まで何度も何度も読み味わい、その文脈から相手を知り心に愛を深めます。旧約聖書39巻新約聖書29巻全て、あなたを創造された神様からのラブレターです。

 

⑤聖書内容の要約:簡単な外典の紹介

主は葡萄の木

 

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聖書内容の要約まとめ~旧約・新約聖書のあらすじ分かりやすく簡単に説明をしてきましたが、

次は聖書の簡単な外典の紹介をします。

外典については、主イエスが注意するように言われたバラムの教え、グノーシス主義等に注意して吟味しながら一つの文献として読むには面白いですし、聖典と言われる聖書理解の参考になる部分も確かにあるので有益ですが、不思議な個所が多いです。

「そんなのあたりまえだよ」と言われそうですが、私自身の考えとしては、外典に書かれていることを全て受け入れ信じることは出来ないだろうと思いました。

外典とは一世紀の末に行われたヤムニア会議において、除外されたユダヤ教、やキリスト教で使用されている、旧約聖書39巻 新約聖書27巻の聖書の聖典とされる以外の書簡のことです。

 

外典については、プロテスタントとカトリックでは受け止め方が違います。外典の意味は(アポクリファ)(隠されたもの)カトリックでは、(奥義書)という意味もあります。

カトリックではそれまで使用されていた聖書を聖典として、外典を聖典につけ加えたという認識はありません。カトリックでは旧約聖書に含めていて、第二正典あるいは続編とも言われている書です。

たとえば、この世と天国の間に教えられ聖められる期間 煉獄という教えがカトリックにはあります。このことが外典(第二正典-第二マカバイ記12章45節46節)に書かれています。

しかし、煉獄の教えは正教会やプロテスタントにはありません。死後のセカンドチャンスはないと考えた方が安全です。有ると思って油断して、なかったら取り返しがつきませんから召される前に、今日々悔い改め主を知り受け入れ信じ続けましょう。

祈らなければならないと思う大切な人がいるなら、地上で生きているうちに祈りましょう。

 

携挙を艱難前の可能性があると考えた方が安全なのと同じです。油断して携挙が終わってしまった後は黙示録によると信仰を守り通すために反キリストからの迫害にもひたすら耐えなければならないのですからもっと大変です。携挙についてはこちらをご覧ください ↓

聖書の名言集(ラプチャー)携挙に関する聖書の名言【英語有】
礼拝のメッセージで「携挙」について聞いた時これは、できるだけ多くの人に知らせておきたいと思い今回、投稿しました。 聖書の名言集 ラプチャー(携挙)についての聖書のおすすめ名言を 聖書個所は英語付でご紹介します。 日本人の大多数の方が聖書を読...

 

日本聖書学研究所から出ている死海文書の中の外典創世記のXxⅡに

14サレムの王メルキゼデクはアブラハムおよび彼とともにいたすべての人の為に食物と飲み物を出した。

15彼はいと高き神の祭司であった。

 

とあるのですが、外典聖書ではサレムの王メルキゼデクは食べ物と飲み物と記してあるところが正典聖書ではパンと葡萄酒を持ってきたとあります。パンと葡萄酒というと聖餐式を連想できます。

なんだ外典の方は、こういう所は詳しくないんだな・・・と思いました。(翻訳によって異なるかもしれません。)いずれにしても、聖書のエッセンスは、旧約聖書・新約聖書のどこからも溢れています。

たとえば、パンはキリストの体を意味して、聖書の言葉のことを意味します。葡萄酒は、十字架で流されたイエス・キリストの血潮、私達の罪の刑罰から完全に贖う血潮を意味します。

クリスチャンとしては、ここは外せない大切なところなので・・・残念だなと思いました。

教会

霊的な領域において、正典とされる聖書を聖霊様の助けを受けながら祈りつつしっかり読み、所属教会で教職者から指導を受け、礼拝メッセージからも神からの啓示を受け、普段は日々の通読デボーションをして主と交わっておられるなら、

「使徒の働き」に出てくるべレアの人々のように自分で聖書を吟味するなら、聖霊様が助けて下さり、外典のことも、偽典も見わけがつくと思います。しかし、イエス・キリストという土台がない方、まだ聖書に慣れない人は混乱するだろうなと思います。

バラムノ教え、グノーシス主義は人の欲にしみ込んでしまうので、侮れません、読んではいけないとは思いませんが、吟味しながら読む必要は受けました。

 

 

賛美の紹介

私の通う教会の姉妹に紹介していただいたyotubeです。ここで紹介されている賛美は、まさしく聖書内容の要約まとめ~旧約・新約聖書のあらすじ分かりやすく簡単に一番大切なポイントを押さえて伝えていると思います。よろしかったら、ぜひお聴きください。4分半位の短い賛美です。

イエスがいるから (Because He Lives) - A capella Cover by Ruah Worship
「イエスがいるから」編曲 峯 真理杏 (ルア・ワーシップ)"Because He Lives"Song: William J. and Gloria GaitherA capella Arrangement: Marian Mine (Ru...

 

⑥モーセの十戒とは、語られる意味を簡単に解説

モーセの十戒

 




 

【いつ】 エジプトの奴隷になり苦役を強いられていたイスラエルの民が神から使命を受けたモーセに率いられエジプトを脱出して約二か月後の、紀元前1445年または(紀元前1279年出エジプト後期説)シナイ山の近くに到達した時です。

【どこで】シナイ半島にあるシナイ山 で、ここを聖書ではホレブの山とも言われています。

【誰が】十戒は神がモーセを通して、イスラエルの民に与えられました

【何を】モーセを通して与えられた律法は365の禁止令と248の積極的命令で合わせて613あります、その中の中心になる律法である十戒をイスラエルの民に与えました。

【なぜ】奴隷となる前、イスラエルの民はエジプトに70人で行きましたが、主エジプトして今や200万人の民となり、このシナイで国家となりました。そこで神様がまずご自分がどのように恵み深くエジプトの奴隷であった民を解放し導かれたか、神とこの民は、どういう関係であるかを思い出させる言葉でご自分を紹介されます。

そして神は「私に従いますか、従うなら私の宝、祭司の王国、聖なる国民となります。」と質問され、民は「従います」と契約(シナイ契約)をします。430年エジプトに滞在している間に、神の国の品性高き生き方を忘れた者もいるので、祭司の王国、聖なる国民として生きるためのガイドラインの必要がありました。

シナイ山

【どうした】そこで神の言葉を聞く人(預言者)であるモーセを通して神様を知っている人の為の生き方が記してある、他の国とは違う法律を神から与えられます。神は律法を語る為にシナイ山にモーセを呼びよせ、そこで律法(十戒)を石の板に神の指で書かれた文字を授けます。

なんと神の指で書かれた神の文字です。それでモーセの十戒とも言われます。

 

それでは実際に十戒を紹介します

(教派によって順番などが違います)

①あなたには、私以外にはほかのかみがあってはならない。

②あなたは自分の為に偶像をつくってはならない。

③あなたの神、主のみ名をみだりに口にしてはならない。

④安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。

⑤あなたの父と母を敬え。

⑥殺してはならない

⑦姦淫してはならない

⑧盗んではならない

⑨偽りの証言をしてはならない。

⑩あなたの隣人の家を欲してはならない。

 

十戒から受ける恵

み言葉から語られる

今回この記事を執筆するにあたり、十戒にはいろんな意見の相違があることが分かりました。それぞれに深く目からうろこでした。私は良いことは取り入れたいと思います。

④までが神に対しての心得、「神を愛する」

⑤から⑩までが、人に対してです。「隣人を愛する」

⑤は前半後半の両方に被り、父母を神の代表者として尊敬すべきと受け取り、神に対しての心得、「神を愛する」教えだと受け取る方もおられます。

彼はエリヤの霊と力とをもって、みまえに先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう」。

ルカ1:17

これはバプテスマのヨハネが主イエスの前に道備えをするという預言の言葉ですが、父の心とは天の父である神の心と受け取ることが出来ます。

まずは神との関係が健全であるなら、人との関係も健全だからです。親子関係は人間関係の基本です。たとえ尊敬できない親であったとしてもです。

安息日とか律法という言葉は十戒以前からあった

実は、モーセが律法(十戒)をシナイ山で与えられる前に聖書では、安息日とか律法という言葉が出てきます。

16:26 六日の間はそれを集めなければならない。七日目は安息日であるから、その日には無いであろう」。

 16:27 ところが民のうちには、七日目に出て集めようとした者があったが、獲られなかった。

 16:28 そこで主はモーセに言われた、「あなたがたは、いつまでわたしの戒めと、律法とを守ることを拒むのか

出エジプト16:26-28

ここから、アダムの時代から神と対話していたので神の国の品性は口伝で伝えられていたと想定して、それを忘れないように神のみ手で文字として刻んでくださったのがシナイ契約(モーセの十戒)だという考えもあります。

友喜
友喜

あまりに細かいお買い物を頼まれると忘れてしまいますが、メモをすると忘れずに揃えることが出来ます。そんな時、私は神のみ手が書き記された意味を思い起こします。

 

新約の時代、主イエスが教えられた戒めとモーセの十戒を対比すると調和していることが分かります。

色眼鏡

 




 

①②③偶像礼拝について 例えば十戒で偶像に関しては被造物をかたどって拝する事は間違いなく偶像礼拝ですが、勝手に描く自分や人に対しての決めつけたイメージ。神よりも大切にしているもの、富や、権力。神ではなく自分を現わす、形式的なら礼拝は偶像になります。偶像を心に持つと、顔の前に大きな色眼鏡があるように、間違った色に気づかなくなります。

 

④日曜日を安息日としている人が多いですが、ユダヤ人は土曜日で、金曜日の方もいます。安息日に仕事をしてはいけないなら、教会のスタッフは全員アウトです。主イエスは安息日に仕事をしたり、病人を癒す仕事をしたことを咎めた人々に対して言われています。

 

イエス様
イエス様
安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない。 2:28それだから、人の子は、安息日にもまた主なのである     マルコ2:27-28 
イエス様
イエス様

安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか

マルコ3:4

そして病人を癒されました。

安息日は礼拝を捧げる日というけれど、その日でないなら礼拝してはいけないという事はありません。心が主に向いているなら四六時中、どこででも霊と真をもって神を礼拝できます。

一週間に一日は休息するよう語られているのは、神の恵みです。人間の体は、適度に休むように造られています。働きっぱなしでは何時か潰れます。日曜日に働く方がいるから緊急時に病院に行くことが出来るし、365日介護職に支援され生活する方も安心できます。お店で働く方のおかげで、必要なものを仕入れることが出来ます。

色眼鏡2

神様からの大切な律法ですが、その本質は、主イエスから授けられた新しい戒めに通じ、神を愛し、隣人を愛することです。しかし、それを人間は守り切ることが出来ません。主イエスの戒めの方がより内面的で厳しいものとなります。

⑥殺してはならないとありますが、ネットで批判されて命を絶つ方がおられるように、批判、裁き、怒り、は殺人です。

⑦⑧⑩姦淫してはならない、盗んではならないとありますが、心に思い描いて異性を見たり、また思うこと自体も姦淫し盗んでいることになります。

 

十戒を守ったら救われ永遠の命が与えられるわけではありません。

そもそも人間の力では十戒を完全に守ることは不可能だからです。私は守っていると自負している当時の律法学者達は表面的に守っているように見せかけていただけです。主イエスは鋭くそこを突きます。人は必死に律法を守ろうとすると、形式的になったり、自分は幾らかましだと思いあがり守ってなさそうな人を裁く心が湧いで出てくるものです。裁きは殺人です。

 

では、どうしたらいいのでしょうか、その解決の道をイエス・キリストが開いてくださっています。

イエス様が、私の罪の身代わりとなって、十字架で死に、確かに墓に葬られたのですが、三日目に復活してくださいました。そのことを信じたら、私たちは救われて天国に入れます。

私達が天国の住民になるためには、イエス様を信じ続け天の御国に着くまでは失敗しながらも、諦めず私達自身が、石の板にではなく心の板に書かれたキリストの手紙であること、はっきりとあらわしている人になれるよう聖霊様に助けていただきながら生きることです。

このことによって、主イエスの律法を成就するために来たというみ言葉が完全に成就します

5:17 わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである。

 5:18 よく言っておく。天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされるのである。

マタイ5:17-18

かくして、ただ主の恵みによって異邦の民である私たちも神の民となります。

2:9しかし、あなたがたは、選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民である。それによって、暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわざを、あなたがたが語り伝えるためである。 2:10あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみを受けた者となっている。

第一ペテロ2:9-10

 

浜島書店のプロムナード世界史には

プロムナード世界史

 




 

高校生に見せてもらった浜島書店のプロムナード世界史という本には、「十字架にかけられ、死の三日後に復活したと信じられている」ではなく、主イエス復活のことが歴史的事実として記してありました。

誕生・・・・・・ベツレヘムの馬小屋で母マリアから生まれたとされる。

30歳頃・・・・・ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受ける。

布教・・・・・・弟子たちと旅をし、病人を治すなど奇跡を行ったとされる。

ゴルゴダの丘・・自ら運んだ十字架にかけられる。

死の三日後・・・イエス「復活」イエスは救世主メシア(キリスト)となる。

 

まさに昨日も今日も明日も永遠に変わらず生きて働かれる復活の主、このことが私たちの信仰の根拠であり希望です。

 

 

⑦民数記のあらすじを・・ざっくりと

 

主は葡萄の木

【いつ】1450年から1410年頃、エジプトを出て約二年後から乳と蜜の流れる約束の地、カナンに入るまで。

【どこで】シナイ山のふもとから彼らの父祖であるアブラハムに約束されたカナンの地へ入るまでの旅路。シナイ山→バランの荒野→カデシュ→アラド→エドム→アンモン→バシャン→モアブ草原→モアブ→ギルアデ

【だれが】神の他は、モーセ率いるイスラエルの民、大祭司アロン、モーセの姉ミリアム、ヨシュア、カレブ、エルアザル、コラ、バラム、他。

【何を】エジプトから目的の地カナンまで地図上の直線距離では約300キロ程度です。単純に考えて約一か月で到着する距離をイスラエルの民がなぜ40年もかかったのかを説明する為に書かれました。

【なぜ】神の約束のものを受けるには信仰が求められること、人々の反応の結果には神の裁きがあり、神の目的は必ず実現することをイスラエルの後の子孫に伝える為です。

【どのよに、どうした】旅の過程で起きたことを記述してあります。一つひとつの事件が私達に教訓を与えています。学んでいくと痛く深イイ話なのですが、それは何時かの機会にして、今回はざっくりと紹介します。

民数記【どのように、どうした】ざっくり旅程 & 事件

改めて見るとくりかえり聖書に出てくる教訓深い書簡ですが今回は全体をざっくり進みますね。

(1)シナイ出発前人口調査をします。

民数記とはここから名ずけられています。そして道中の宿営の配置、神と共にいるために聖さを保つ律法を与えられます。

(2)いよいよ神の臨在の雲と共に出発します

・・が・・間もなく、民から空腹とのどの渇きで不満が出でエジプトに帰りたいと訴えます。

(3)「身内からの不満」

兄と姉がモーセに不満を持ち、公然と非難します。神に選ばれしものを非難した罪で姉のミリアムは病気になりますがモーセが神に祈り願い癒されます。

(4)「カデシュ・バルネアの事件」

パランの荒野に着くと、神はモーセに12部族の一人ずつ選び、約束の地に斥候を遣わすよう指示を出します。戻ってきた偵察隊でヨシュアとカレブの二人だけ「神が助けてくださるから登って行こう必ずできるから」と信仰を表します。しかし他の者は「強そうなカナン人に滅ぼされる」と落胆し新しい指導者を建ててエジプトに帰ろうとしました。この不信仰を神は怒ります。

しかしモーセは約束の地を与えるというアブラハムへの約束(私が示す地にいきなさい、そうすれば祝福する、あなたによってすべての民族が祝福されるという約束)を守ってくださいと取りなし祈ります。

神はモーセの祈りを聞きましたが、「ヨシュアとカレブ以外の斥候として遣わされた者でカナンの地について悪く言いふらし、会衆をモーセにつぶやかせた者も、約束の地に入りたくないと言って、神に逆らった古い世代も死に絶えるまで約束の地に入らせない。新世代も古い時代の咎を負って一緒に40年荒野をさ迷わせた後、新世代を約束の地に導きいれる」と宣言されました。

(5)「コラの反乱」

次は不誠実な祭司とコラ、ダタン、アビラム達がモーセとアロンは分を超えて我々を支配しているではないかと反抗しました。神はこのことにも厳しく裁かれ反抗した者も家族もその持ち物も14,000人以上の民が生きたまま、口を開けた地に飲み込まれ死にました。神はモーセとアロンをご自分が指導者として建てたことを宣言します。

(6)「神罰」

次の日、モーセとアロンに対して民は「あなた方は主の民を殺した」とつぶやきました。主の怒りは再びこの民に向きました。モーセはアロンに「火皿を取り祭壇から火を盛り急いで会衆のところに持っていき贖いをするように神罰は始まったから」と伝えるとアロンは急いで走っていきました。

アロンが香を焚いて贖いをして死んだものと生きている者達との間に立った時、神罰はやみました。神罰で死んだものはコラの事件とは別に14,700人でした。

(7)アロンの杖

アーモンドの花?

 



 

(アロンの杖とは、出エジプトの時モーセが紅海に差し出すと紅海が割れたあの杖です)12部族の族長それぞれ一本ずつ杖をとり、各々の名を記しました。それをあかしの箱(アーク)の前に置くように神に言われます。神が選ぶ人の杖は芽をだす。これを証拠としてイスラエル人がつぶやく不平を神がしずめるためです。

すると次の日アロンの杖が芽を吹きつぼみを出しアーモンドの実を結んでいました。これを神に逆らって死ぬことのないようにと、しるしとされました。(芽吹いたアロンの杖は復活の主イエス・キリストを予表するものです。)

(8)「世代交代が徐々に進む」

ツィンの荒野に入り、民はカデシュにとどまります。ここでモーセの姉ミリアムは死んで葬られます。

(9)「メリバの水事件」

パランを旅立ちます。民は道中、喉の渇きの辛さのゆえに「なぜエジプトから連れ出したのか」とつぶやきます。神はモーセに岩に命じて水を出せと言います。流石のモーセも民の我がままに耐えず怒りにまかせ岩を二度打って「どうして水を出してやらなければならないのか」と言ってしまいました。

岩から水が湧き出る奇跡は起こり会衆も家畜も飲んだのですが、このことでモーセは神に信頼せず神が聖であることを公の前で現わさなかったので、「約束の地に入れることはできない」と神に言われます。(ああ、ここまで忍耐強く、愛を持って民を導いてきたのに残念です)

(10)「エドムを迂回する」

エドムに国を通っていくことを願うと、エドムの王が通過を拒否するので、迂回します。イスラエルはエドムの親戚にあたる国で争いたくない相手でもあります。

(11)「世帯交代」

アロンの寿命が尽き神は大祭司職を息子のエルアザルに継承させます。

(12)「神が与える食物マナを侮辱する罪」

エドムを迂回しようと葦の海の道に旅立つ道中、民は疲れや不満が出て、不信仰から呟きます。神から与えられるマナという食物で養われていました。しかし「パンも飲み物もない、この食べ物は飽き飽きだ」と神が与えるマナを侮辱しました。

主は燃える蛇を送って民を噛み殺しました。民は罪を認めモーセにとりなしを願いモーセが祈ると、神はモーセに青銅の蛇をつくり旗ざおの先に上げさせ、これを見上げる者は噛まれても生きるようにされました。(青銅の蛇はキリストの予表です)

(13)「バアル・ぺオルの事件」

モアブの草原に向かいます。モアブを通るイスラエルの集団に恐れをなし、モアブの王はミデアン人と結託して、イスラエルを呪うために魔術師バラムを雇います。バラムは三度呪おうとしたのですが、神の霊が占い師バラムに臨みイスラエルから一本の枝、祝福の王(キリスト)が出ることを預言させ、呪うことが出来ず逆に祝福します。

バラムは真実を知っていたのに、報酬ほしさからイスラエルの民が堕落する方法をモアブの王バラクに伝えてしまします。不道徳と肉欲を満たす快楽的偶像礼拝に誘うよう入知恵します。イスラエルの民の中でも律法を軽くあしらう者はバアル・ぺオルの偶像を礼拝し堕落しました。

神の怒りが燃え上がります。モーセと大祭司であるアロンの子エルアザルの子ピネハス達が不敬けんの罪の民、二万四千人を一掃しました。主の妬みを我が妬みとしたピネハスは「平和の契約を与えられ彼とそののちの子孫に永遠に祭司職の契約となる」と言われました。

主はこの件でモーセに仇討ちをするように告げています。

(14)二度目の人口調査をします。

この後は民数記は新世代に焦点をあてます。諸国との数々の戦に勝ち、いくつかの部族は約束の地に落ち着きます。その後モーセが知恵と警告を伝える最後のメッセージを語ろうとしているところで終わります。

 

民数記の振り返り たくさんの学びがあります。

 

いつの日かあなたと深く分かち合いたいと思います。今回はざっくり振り返ります。

イスラエルの民で、神から与えられた律法を軽んじていた者はは荒野でつぶやき、幾度も反抗を繰り返し、つぶやきから不信仰、偶像礼拝、姦通罪へたちが悪い方へ向かって行きました。神は裁きましたが、憐みを示し、旅の間マナという食物で養いました。イスラエルの民は気づかないのですが、モアブの地の丘の上で呪おうとしている占い師バラムの口を通しても神は祝福して守りました。

この荒野での民の行動と神の誠実さが、後の世代のイスラエルや私達に重要な教訓となっていきます。

荒野でのことは、後の預言者や詩人、新約聖書の書簡にも繰り返し語り継がれます。これらは私達に対する訓戒です。主イエスのことばにもあります。

イエス様
イエス様

3:14そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。 3:15それは彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」。

ヨハネ3:14-15

 

正に民数記そのものを要約して新約聖書の書簡でパウロは語っています

コスモス

 




 

10:1兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしたちの先祖はみな雲の下におり、みな海を通り、 10:2みな雲の中、海の中で、モーセにつくバプテスマを受けた。 10:3また、みな同じ霊の食物を食べ、 10:4みな同じ霊の飲み物を飲んだ。すなわち、彼らについてきた霊の岩から飲んだのであるが、この岩はキリストにほかならない。 10:5しかし、彼らの中の大多数は、神のみこころにかなわなかったので、荒野で滅ぼされてしまった。10:6これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのである。 10:7だから、彼らの中のある者たちのように、偶像礼拝者になってはならない。すなわち、「民は座して飲み食いをし、また立って踊り戯れた」と書いてある。 10:8また、ある者たちがしたように、わたしたちは不品行をしてはならない。不品行をしたため倒された者が、一日に二万三千人もあった。 10:9また、ある者たちがしたように、わたしたちは主を試みてはならない。主を試みた者は、へびに殺された。 10:10また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。 10:11これらの事が彼らに起ったのは、他に対する警告としてであって、それが書かれたのは、世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである。 10:12だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。 10:13あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。10:14それだから、愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。

第一コリント10:1-14

 

⑧よくわかるヨブ記 (過去に投稿した神学生の礼拝メッセージから)

神学生のメッセージは目次4番にあります。

メッセージの前の賛美もとても励まされますので是非お聴きください。

礼拝 賛美 証し 説教 神学生による 武生自由キリスト教会にて
礼拝 賛美 神学生による 賛美 証し 説教 武生自由キリスト教会の礼拝風景を動画でお伝えします。 (このサイトに直接入れるには大きかったので、ユーチューブにアップしてからリンクしました。) この日は、関西聖書学院の神学生が来てくださり、賛美...

 

⑨〖ダニエル書の要約〗 あらすじは順次リンク先へ

 

ここでは要約だけに留めます。と言いますのも、主要な個所が一つではないダニエル書は、終末時代を生きる私達にも重要で、ここからヨハネの黙示録にもつながっていく興味深い個所となってきます。〖あらすじ〗は順次リンク先に記します。楽しみにお待ちください。

 

【何時】

執筆年代は紀元前536年頃で、

執筆された出来事が起きた年代は紀元前605年~536年頃です。

(バビロン捕囚からエルサレム帰還の頃)

【どこで】

捕囚先の地、主に新バビロン帝国(メソポタミア南部)での出来事です。

【誰が】

(1)主な登場人物はユダヤの貴族(ダニエル、ハナニヤ、ミシャエル、アザリヤ)です。彼らはバビロンの地では(ベルテシャザル、シャデラク、ミシャメシャク、アベデネゴ)と呼ばれていました。ダニエル以外はバビロン名の方が有名です。

(2)その時代の派遣国家(新バビロン帝国からメドペルシャ)の王と王に仕える呪法師達や家臣です。

【何を】

前半は主に歴史が記され、後半は神がダニエルに与えた未来の人類の預言が記されています。

【なぜ】

これはヨハネの黙示録にも言える事なのですが、

神が人類歴史に現実的に介入されてきたことを聖書から読み取れるようにするためです。

これによって神は生きて働かれる方であり、神の預言はことごとく正確で、その成就を現代社会に生きる私達には実際に見ることが出来ます。

聖書が語ることが全て本当であることを知り、私たちが神を聖い心で恐れ各々の罪を悔い改め、正しい希望を持って生きる為です。

【どのように】

信仰に生きたダニエルと三人の友人の知恵と勇気ある行動を神が祝福された記述や、神がダニエルに与えられた啓示を天使ガブリエルが解き明かした記述が全て成就している歴史を見て、最終的に神が正義をもって全てを裁かれるのだという事実を記すことによって語っています。

 

テーマ

裁き

 




 

ダニエルの名前は、「神は裁判官である」という意味を持っています。

この書は、ダニエルの名の意味に込められているように、真実な裁判官であり歴史的の支配者である神の前で、環境や状況、権力や人からの誉に振り回されない忍耐強い生き方をする大切さを教えています。

 

神を知っている者の人生の本来の目的を忘れず、祈りと、神に助けられなが聖書から教えられる品性と勇気をもって神に仕える大切さを確認することです。

まだ神を知らない人々には歴史の支配者で、永久に正義を持ってすべ治めるられる神を伝えています。

 

【事件やダニエルに与えられた啓示ごとの内容】

プロムナード世界史

 

あらすじは順次、投稿してリンク先に掲載する記事をご覧ください。

【ダニエル書あらすじ1 王の食事の話】

バビロンの王ネブカデネザルはエルサレムを占領し、優秀なダニエル達を選び捕虜とします。

その時エルサレム神殿の器を持ち去ります。将来バビロンの王に仕えさせるために王の養育を受けさせるのですが、王の食事は彼等の律法には反します、さてダニエル達はどうするのでしょうか。

ダニエル書あらすじ 1 王様の食事の話 (分かりやすく簡単に)
【ダニエル書あらすじ 1 王の食事の話】 バビロンのネブカデネザル王はイスラエルを占領して、神殿の器を持ち去りました。バビロン捕囚の時ダビデ王の血統の者である少年ダニエルもその中にいました。彼らは家庭でユダヤの信仰と気品をしっかり身に着けて...
『ダニエル書あらすじ2 ネブカデネザル王の夢を解き明かす』

ネブカデネザル王は気になる夢を見ました。王がどんな夢を見たのかを話さずに、夢の内容と、解き明かしをバビロンンで知者と言われるもの達に迫ります。納得のいく夢の解き明かしが出来なければ殺すと言います。ダニエルも知者の一人です。どうなってしまうのでしょうか。

ダニエル書あらすじ2 分かりやすく簡単に『王の夢を解き明かす』
ダニエル書あらすじ 2 分かりやすく簡単に『王の夢を解き明かす』 ネブカデネザルは心騒ぐ夢を見たので、眠れませんでした。呪法師たちに夢の内容を解き明かすように命令しました。ただし、それはネブカデネザル王が見た夢の内容を知らせることなく解き明...
【ダニエル書あらすじ3 偶像を拝まない友人、炉に入れられる】

ダニエルの友人たちはバビロンで偶像を拝みませんでした。

この事に怒った王は彼らを火の燃える炉に投げ込みまます。

彼らはどうなってしまうのでしょうか。

ダニエル書あらすじ3 信仰者を誹謗、迫害、火の中に入れるが炎から神の救い
ダニエル書あらすじ3 信仰者を誹謗、炎から神の救い ここではダニエルは登場してきません。ダニエルの三人の友人達(シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ)にスポットライトが当てられます。 ダニエルの友人達はバビロンで偶像を拝みませんでした。この事...
【ダニエル書あらすじ4 再び王の夢の解き明かし】

 

再び王は夢を見ます。夢の解き明かしをダニエルに求めますが、

内容は王にとって良くない事柄で伝えにくいものです。ダニエルはどのように伝えるのでしょうか

ダニエル書4章あらすじ 王の見た夢を神の力でダニエルが解き明かす
【ダニエル書4章あらすじ 再び王の夢の解き明かし】 ネブカデネザル王が見た巨大な像の夢の解き明かしをダニエルから聞いて、 またユダヤの若き勇士たちが偶像礼拝をせず、燃える火の炉から神が救い出されたことを目の当たりにして王は神をほめたたえまし...
【ダニエル書あらすじ5 不敬けんの報い】

ペルシャツァル王は酒の宴会に父ネブカデネザル王がエルサレム神殿から持ち去った器で、貴族や側室たちに酒を飲ませます。その時神の手が現れ何やら文字を書きます。

ダニエルに文字の解読を求めます。いったい何がかかれているのでしょうか。

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ダニエル書5章あらすじ 不敬けんの報い 分かりやすく 86年にわたる栄華を極めたバビロン王国の終わりが訪れようとしていました。王国最後の王はベルシャツァルです。その頃のダニエルは、ほぼ80歳になっていました。
【ダニエル書あらすじ6 偶像礼拝拒否し獅子の穴に入れられる】

ダレイオスが統治する時代です。今度は、ダニエルが偶像礼拝を拒否したため獅子の穴に放り込まれます。ダニエルは獅子に食われてしまうのでしょうか。

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ダニエル書6章あらすじ 神に従い獅子の穴から救われる ダレイオスが統治する時代です。この王からもダニエルの信頼は厚いものでした。 ダニエルは全国に任地をもつ120人の太守を治める三人の大臣の一人として仕えていたのですが、 王は他の大臣や太守...
【ダニエル書あらすじ7 四つの覇権国家の幻と啓示】

ダニエルは幻によって神から未来の覇権国家の啓示が与えられます。

これは歴史教科書に載っている実際の出来事です。このことがダニエルの時代に啓示が与えられたのです。2700年も前の正確な啓示です。その内容とは・・・

【ダニエル書あらすじ8、9,10、11 幻を天使ガブリエルが解き明かす。】

現代に生きる私達への近未来に対する預言とダニエルの時代には先のことですが私達から見れば歴史的事実が重なった啓示が示されています。

ダニエル書8章

ダニエル書8章あらすじ 四つの覇権国家と反キリストの模型
【ダニエル書あらすじ8 四つの覇権国家の幻と反キリストの模型】 ダニエルは幻によって神から未来の覇権国家の啓示が与えられます。 これは歴史教科書に載っている実際の出来事そのものなので、いかに聖書の預言が正確なのかを物語っています。このことが...

 

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