ダニエル書あらすじ3 信仰者を誹謗、迫害、火の中に入れるが炎から神の救い

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感謝します ダニエル書

ダニエル書あらすじ3 信仰者を誹謗、炎から神の救い

ここではダニエルは登場してきません。ダニエルの三人の友人達(シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ)にスポットライトが当てられます。

ダニエルの友人達はバビロンで偶像を拝みませんでした。この事に怒った王は彼らを火の燃える炉に投げ込みまます。彼らはどうなってしまうのでしょうか。安心してください。誠実な信仰を持った彼らは炎の中から神に救われます。

これは勇気づけられる、とても有名な話です。

ダニエル書あらすじ3 ネブカデネザル王は金の像を作ります。

 

金の像

 

ネブカデネザル王は夢に出て来た像の、頭が金で、しかもそれが自分であると伝えられたこともあってか、心が高慢になってきます。王はバビロンの守護神と自分の為に金の像を作りバビロンの広大な平原に立てました。金の像の奉献式には、土地の指導者たちを招待して王は像の前に立ちます。。

伝令官は叫びます

 

伝令官は叫びます

若者
若者

「諸民、諸族、諸国語の者よ、あなたがたにこう命じられる。 角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞く時は、ひれ伏してネブカデネザル王の立てた金の像を拝まなければならない。 だれでもひれ伏して拝まない者は、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる」

ダニエル書3:4-6

 

それで民はみな、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音が鳴ると直ちにひれ伏して金の像を拝みました。これは領土内の諸民族を統一する政策としてなされたことであると思われたのですが、ユダヤ人はまことの神以外には拝みません。

ユダヤ人であるダニエルの友人たちは容姿端麗、精悍で知識と知恵に優れた能力があり、しかも品性が高く、成熟した勇敢な信仰を持っていました。王はそんな彼らを高い位に挙げてバビロン州の事務をつかさどらせていました。

そのことをよく思わず彼らを妬んでいた者達は、

サタン

 




 

そのことをよく思わず彼らを妬んでいた者達は、いい機会とばかり金の像を拝まない彼らを訴え王に告げます。

「王よ、とこしえに生きながらえられますように。 王よ、あなたは命令を出して仰せられました。すべて、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞く者は皆、ひれ伏して金の像を拝まなければならない。 また、だれでもひれ伏して拝まない者はみな、火の燃える炉の中に投げ込まれると。 ここにあなたが任命して、バビロン州の事務をつかさどらせられているユダヤ人シャデラク、メシャクおよびアベデネゴがおります。王よ、この人々はあなたを尊ばず、あなたの神々にも仕えず、あなたの立てられた金の像をも拝もうとしません」。

(ダニエル3:9-12)

王は怒りたけり「シャデラク・メシャク・アベデ・ネゴを連れてこい!!」と命じます

三人の若者は連れてこられます。そして王は彼らに言います。

「シャデラク、メシャク、アベデネゴよ、あなたがたがわが神々に仕えず、またわたしの立てた金の像を拝まないとは、ほんとうなのか。 あなたがたがもし、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞くときにひれ伏して、わたしが立てた像を、ただちに拝むならば、それでよろしい。しかし、拝むことをしないならば、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。いったい、どの神が、わたしの手からあなたがたを救うことができようか」。

ダニエル3:14-15

すると勇敢なシャデラク・メシャク・アベデ・ネゴは王に答えて言います。

 

ネブカデネザルよ、この事について、お答えする必要はありません。 もしそんなことになれば、わたしたちの仕えている神は、その火の燃える炉から、わたしたちを救い出すことができます。また王よ、あなたの手から、わたしたちを救い出されます。 たといそうでなくても王よ、ご承知ください。わたしたちはあなたの神々に仕えず、またあなたの立てた金の像を拝みません」。

ダニエル3:16-18

王はますます怒り、普通より七倍熱い火の炉に服を着たまま三人を投げ込みます。彼らは炉の中に落ちていきます。あまりに熱かったので彼らを連れてきた部下は火炎に焼き殺されたほどでした。

三人の若者たちの様子を見ていた王は驚きます。

 

三人を縛って炉に投げ込んだはずなのに、炉の中にはなんと四人いて、彼らは何の害も受けていません。しかも三人以外のもう一人は神々の子のように見えました。

王は彼らに出てくるように伝えると、どこにも火傷を負った後がなく、服も焦げてなくて火の臭いすらいない状態で彼らが出てきます。これを見た王は火の中から救った神をほめたたえて言いました。

「シャデラク、メシャク、アベデネゴの神はほむべきかな。神はその使者をつかわして、自分に寄り頼むしもべらを救った。また彼らは自分の神以外の神に仕え、拝むよりも、むしろ王の命令を無視し、自分の身をも捨てようとしたのだ。 それでわたしはいま命令を下す。諸民、諸族、諸国語の者のうちだれでも、シャデラク、メシャク、アベデネゴの神をののしる者があるならば、その身は切り裂かれ、その家は滅ぼされなければならない。このように救を施すことのできる神は、ほかにないからだ」。

ダニエル3:28-29

こうして、この若き勇士達は王から最高の敬意を受け続け、バビロン州で仕えました。

 

 

 

 

 

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