闇は光に打ち勝たなかった。

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聖書 証 分かち合い 

息子から、「光は闇の中に輝いている、闇はこれに打ち勝たなかった。という文言が闇を持っている人間は、光になれないんだよ、罪を持っていない人、闇のない人なんていないんだよ、光は闇に勝てないのだ・・・

という意味で闇は光に打ち勝たなかったという聖書の言葉が若い人に受け入れがたい」と言うこを聞いたので、私も学びながら、祈りながら説明したいと思います。

 

その前に、その若い人が人は闇だと自覚していることが素晴らしいと思います。

若くても、いろんな経験をして、その人なりに、それぞれが苦労しているのだと思います。

ふつうは自分の闇にさえ気づかずに、自分こそ正しいと思うことが多いと思います。

それはピエロです。

それこそ貧しい人だと聖書は言っています。

 

これは自分に対して言っています。

自分こそ正しい、自分は頑張っていると思ってしまいがちな人間ですから。

 

初めに結論を言います、確かに人間は闇です。どんな人でも罪だらけです。

人間の力では光にはなれません。

光は三位一体なる神(父なる神、御子なる主イエス、聖霊なる神)だけです。

一ヨハネの手紙1章5節
わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。

This then is the message which we have heard of him, and declare unto you, that God is light, and in him is no darkness at all.

 

私達は自分の力では光にはなれません、しかしイエス様の十字架の、復活の力がそれを成し遂げます。

復活の力、それはダイナマイトよりも強い力です。

その復活の力をギリシヤ語でデュミナスといいます。

ダイナマイトは人を殺す力があります。

しかしデュナミスは人を生き返らせる力があります。

そして、助け主である聖霊様が私たちを光の方向へ助け導いてくださいます。

 

この・・闇は光に打ち勝たなかった・・という聖句がヨハネの福音書1章5節に出てきます。

【新改訳2017】

ヨハネの福音書

1:1 初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。

1:2 この方は、初めに神とともにおられた。

1:3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。

1:4 この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。

1:5 光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった

 

【KJV】

Joh

 [ 1 ]

 1:1 In the beginning was the Word, and the Word was with God, and the Word was God.

 1:2 The same was in the beginning with God.

 1:3 All things were made by him; and without him was not any thing made that was made.

 1:4 In him was life; and the life was the light of men.

 1:5 And the light shineth in darkness; and the darkness comprehended it not.

 

(日本語聖書も実はどの役がいいのか?私はどれもいいと思いますが、

2017年版が一番現代語に近いので読みやすく、

またヘブライ語の意味や啓示が現代に開かれ、新たに発見されたことが反映されていると言われているので、これにしました。)

 

英訳はKing James Version  を使用しています。

 

 

 

ヨハネの福音書 初めの5節だけをとっても沢山分かち合いたいことがあるのですが、一部だけ分かち合います。

できるだけ、一信徒としての立場から、私がまだ聖書のことを右も左も分かっていなかった時のことを思い出しながら、あの頃の私でも分かるようにを目標に語りたいと思います。

そして息子に一対一で聖書のことについて会話するとハッと気が付くように理解してくれることが多いので、息子に語り掛けるように愛する皆様に分かち合いをしたいと思っています。

1:1 初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。

1:2 この方は、初めに神とともにおられた

 

ここでいう「ことば」はみ言葉なるイエス様のことです。

聖書でイエス様は世界のはじめから神様と共に存在しておられたと言っています。

そしてことばは神であったというので、イエス様は神であったということです。

イエス様は初めに神様とともにおられました。

 

1:3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。

 

万物はすべてイエス様によってつくられたと言っています。

人間は言葉によって思いを表します。言葉は、言葉を発する人の人格の現れです。

目に見えない神が肉体をとって現れた方、神様のみ心を表されたのがイエス・キリストです。

 

1:4 この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。

 

4節は深いことが書かれていると思います。

イエス様の中にまことの命があって、この命は人の光です。

 

これは皆さんも聖書を学んでいるうちにジワジワと押し寄せるようにしみわたるみ言葉になると思います。

イエス様の中にこそ命があって、光があります。

この命は私たちの命とは違って、永遠につながる命です。

この命は人間には無いのですが、罪を悔い改めイエス様を信じ受け入れ、

イエス様を宿す人の中にあります。

もっと言うなら、信じ従う人の中に命があります。

 

1:5 光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。

 

イエス様が光です。イエス様を信じ受け入れたことで罪の奴隷だった私たちを、

その罪の代価を主イエスの十字架の死によって支払ってくださいました。

罪の報酬は死です。

命には命をもって支払わなければなりません。

イエス様の十字架、そこで贖いは完了しました。

十字架の上で、イエス様が息を引き取られる前「完了した」と叫ばれています。

これは贖いが完了したと言うことです。

サタンはイエス様の十字架の死によって、自分が勝ったと思ったことでしょう。

ところが、人の罪の報酬である死には死の代価をイエス様が命をかけて身代わりに支払ってくださいました。

罪による借金は完済しました。イエス様の勝利です。

 

イエス様(光)がサタン(闇)に打ち勝ちました。

 

贖いとは・・・罪の代価を支払ってサタンの支配やのろいから、買い取って助け出してくださったと言うことです。

イエス様を信じる人は、罪の奴隷から解放されました。

そこからイエス様と二人三脚の人生が始まります。

イエス様を信じても問題や困難は依然としてあります。

スーパーマンになったというわけでもありません。

しかし一人ではありません。

イエス様、と祈れば、応えてくださいます。

 

人は日々、生きているかぎり罪を犯します。

罪を犯したと気が付いた都度に、毎日、悔い改めの祈りを捧げます。

心の中は毎日光と闇を行ったり来たりしているような時もあります。

それは、まだ、栄光の体になっていないからです。

 

私たちは、一歩踏み出し、罪を悔い改め、神様のみ心の方向へ進もうとするなら、今はまだ完全でなくても、かの日、主が来られる日には完全と見てくださいます。

 

日々、いろんな思いが心をよぎりますが、感謝を選び続けることで、かの日には、感謝をした人として神様は見てくださいます。

螺旋階段のように、なかなか上に登って行けないように思えても恵みのサイクルに入り、一歩ずつ、神様と共に日々成長していきます。

 

私が、初めに読んだマタイの福音書を、これから少しづつ分かち合いたいと思っているのですが、マタイの福音書には山上の垂訓という、とても気高いそして、この世と価値観が違う天の価値観があらわれているイエス様の戒めが書いてあります。

その戒めを守るのは、自分の力では無理だと思います。

先ほどお話ししたように、一歩進む、前進しようとするなら、「私には出来ません。イエス様、助けてください。」と祈りながら前進していくなら、神様は、良しとしてくださいます。

神様は真摯に悔い改めた罪は、後ろに追いやって、もはや思い出さないお方です。

それなのに、良い行いについては、天の書物に書き記し永遠に覚えてくだるお方です。

なんて感謝な事でしょうか。ありえないことです。

ただ、悔い改めて一歩踏み出していないなら、そうはなりません。

悔い改めができるのはこの地上で生きている間です。

それはものすごい恵みです。

聖書には、いろんな奇跡がありますが、その奇跡の中で私が、真摯に悔い改めることができて

神様の平安を受け取ることができる、そして人を愛することができる事、それこそが神様の一番の奇跡です。

祈りは奇跡を生み出します。

イエス様、教えてください、助けてくださいって幼子のような素直さで祈ってみてください。

イエス様は必ず祈りに応えてくださいます。

 

み言葉が開けると光を放って、
無学な者に知恵を与えます。

詩篇119:130

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