聖書の神様を信じている人は天使の存在も悪魔の存在も信じています。
なぜなら、聖書に出てくるからです。主イエスも天使について語られています。
旧約聖書と、新約聖書と合わせて273回、記されているそうなのですが、
自分で数えたことはありません。
天使はどんな働きをしていて、どんな存在なのかを、名言集である聖書から見てみます。
聖書の疑問は聖書から知る事が出来ます。
天使は仕える存在で、人間と同様に、神様を信じて従うことも、反逆することもできる自由意思を与えられています。そして行いの責任を負わなければならない事は人間と同じです。
天使は、黙示録を見ると星に例えられていることが分かります。
目次
①聖書の短い「天使」の名言:黙示録
教会にいる
あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。
(黙示録1:20)
黙示録って一見、難解だ~と思ってしまうのですが、実は聖書の作者であられる神様は親切な方で、
謎解きのような文言のあと、その奥義はこうである・・・と言って
その後にすぐに「七つの星は七つの教会のみ使い」と教えてくださっています。
星とは天使のことです。
現在のいろんな問題が起こっているこの時代も、
神様は教会に天使を配備されて、見守ってださっているのということなのですね。
②聖書の短い「天使」の名言:ダニエル書
信者を守る
わたしの神はその使をおくって、ししの口を閉ざされたので、ししはわたしを害しませんでした。これはわたしに罪のないことが、神の前に認められたからです。王よ、わたしはあなたの前にも、何も悪い事をしなかったのです」。
(ダニエル6:22)
バビロン捕囚とされたイスラエルの青年貴族であるダニエルは、優秀かつ品行方正でほかの大臣や太守よりも際立って秀でていました。捕囚の地でも王から信頼を得て全国を治めるよう任命されていました。
王の側近がこれを妬んで、ヘブル人は神以外を拝まないことを知っている彼らは、王を拝む法律を作って、王に背かせダニエルをライオンのいる穴に投げ込む刑を執行します。
しかし神が、み使いを送ってライオンに食べられないように守られた話です。
心配していた王は喜び、王が命じたので、ダニエルを中傷した者達は妻子ともにライオンの穴に投げ込まれ、底に落ちないうちにライオンが飛び掛かりパクリと食べられてしまいました。
③聖書の短い「天使」の名言:マタイ
正しい情報を知らせてくれる。
彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。
(マタイ1:20)
婚約者のマリアが、まだ結婚する前から子を宿したことを知ってどうしたらよいか迷っているヨセフに天使が現れて、マリアは他の男性との姦通で身ごもったのではなく、神様の力で身ごもったことを伝えてくれました。
④聖書の短い「天使」の名言:ルカ
地上で生涯を終えた信者を天国に連れて行ってくれる。
この貧乏人がついに死に、御使たちに連れられてアブラハムのふところに送られた。
(ルカ16:22)
私達も、地上の生涯を終えた時、天使が迎えに来てくれます。
楽しみです。
⑤聖書の短い「天使」の名言:第二列王記
必要な食べ物などを備えてくれる。
彼はれだまの木の下に伏して眠ったが、天の使が彼にさわり、「起きて食べなさい」と言ったので、 起きて見ると、頭のそばに、焼け石の上で焼いたパン一個と、一びんの水があった。彼は食べ、かつ飲んでまた寝た。
(第Ⅰ列王19:5-6)
預言者エリヤが、バアルの偶像礼拝をする預言者と、真の神に祈る事によって戦って偉大な奇跡を見て勝利した直後、よこしまなアハブ王とイゼベル妃によって、命を狙われていることを知り荒野に逃げた時のことです。
心身ともに疲れ果てたエリヤに、天使が元気が出るまで食事を用意してくれたました。
その後、神様がエリヤに直接語って励まされ神様の御用をすることが出来ました。
⑥聖書の短い「天使」の名言:第二列王記
天使は礼拝の対象ではない
わたしが見聞きした時、それらのことを示してくれた御使の足もとにひれ伏して拝そうとすると、 彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書の言葉を守る者たちと、同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい」。
(黙示録22:8-9)
どんなに人間にとってありがたい天使でも、礼拝の対象ではありません。
神様だけが礼拝を捧げていい方です。
良い天使は、自分を礼拝してはならないと言ってくれます。
人からの礼拝を喜ぶ天使は、悪霊に成り下がった堕天使です。
サタンも自分を崇めて欲しがります。
気をつけなけれならないのは、人の心の高慢も自分を崇拝してほしくなるということです。
⑦聖書の短い「天使」の名言:
天使は結婚しない
復活の時には、彼らはめとったり、とついだりすることはない。彼らは天にいる御使のようなものである。
(マタイ22:30)
天のみ国では人は結婚しないと言っています。
「結婚は人生の墓場だ」という言葉がありますが、天国ではそういう苦しみはなさそうです。 (-_-;)
せいぜい、生きている間に、愛し合い、
また、お互いに愛し合う鍛錬?を (-_-;) しあっていこうと思います。
いいえ、主人の方がよくこんな奥さんと仲良くしてくれていることを感謝しています。
そして、ここに記してあるように天使も結婚しない存在のようです。
天使にも位があるようです。
ちなみに 一番位の高い天使が・・ケルビム (智天使)契約の箱の上に一対置かれてあります。
ビームは複数形なので一人ではないようですね単数形はケルブです
二番が・・・・・・・・セラフィム(複数です)
一般の天使が・・・・・ミカエル(天使長)で戦いの天使
一般の天使・・・・・・ガブリエル(メッセンジャー)
以上、聖書に名前が出てくる天使たちでした。
(注意)ケルビムとセラフィムの位は、書籍や先生によって言われることが異なるようです。
でもね、神に仕える品性高き天使達なら、上下関係でもめないと思います。
また
人間にとっては天使の位より、何の罪も犯されなかった主イエスが、私の罪の身代わりに十字架で死んで、愛を全うされ、葬られ、死とよみに勝ち、死人の内からよみがえられたことを信じる者は、全員、救われるという約束の方が最重要だと思うので、手持ちの聖書には詳しく書かれていないのかな~と思います。
ただ堕天使の前は、最高位にいた天使であった現在はサタン(悪魔)は
エゼキエル書28:14に
油注がれた守護者ケルビムとしてあなたを任命した。
とあるので、私はケルビムが最高位かな?に一票投じます。
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