聖書の名言集「出会い」に関する聖書のおすすめ名言
今回はイエス・キリストに出会ったナポレオンの遺書を紹介します。
死を間地かに自覚している人は、カッコつけたり、嘘を言っている暇はなく、心から訴えたいことだけを真摯に伝えると思います。
例えば私が、墜落直前と分かっている飛行機に乗っていたとして、万が一にでも見てくれることを期待して大切な人にメッセージを書き残すなら、「洗濯物取り込んでおいてね」レベルのことは書きません。
まずはナポレオンの遺書と、これに伴って心に響く聖書の名言をご紹介します。
ところでナポレオンは、なんとクリスチャンでした。
目次
①聖書の短い「出会い」の名言:詩編
この神こそ、その道は完全であり、
主の言葉は真実です。
主はすべて寄り頼む者の盾です。
(詩編18:30)
盾は自分を敵の矢から守り、時には武器にもなるそうですね。
信仰の大盾を取りましょう。悪魔の攻撃を払いのけることが出来ます。
(シカゴ大学図書館蔵)ナポレオンの遺書(抜粋)
『私は、大胆に、キリストを信じますと、大声で告白できなかった。
そうだ、私は、自分がクリスチャンであると、告白すべきだった。
今、セントヘレナにあって、もはや遠慮する必要はない。
私の心の底に信じていた事実を告白する。
私は、永遠の神が存在していることを信じる。
その方に比べると、バートランド大将よ、貴方はただの元首に過ぎない。
私の天才的なすべての能力をもってしても、このお方と比較する時、私は無である。
完全に無の存在なのである。
私は、永遠の神キリストを認める。
私は、キリストを必要とする。
私は、キリストを信ずる。
私は、今セントヘレナの島につながれている。
一体誰が、今日私のために戦って死んでくれるだろうか。
誰が、私のことを思ってくれているだろうか。
私のために、死力を尽くしてくれる者が今あるだろうか。
昨日の我が友はいずこへ。
ローマの皇帝カイザルもアレキサンダー大王も忘れられてしまった。
私とて同様である。
これが、大ナポレオンと崇められた私の最後である。
イエス・キリストの永遠の支配と、大ナポレオンと呼ばれた私の間には、大きな深い隔たりがある。
キリストは愛され、キリストは礼拝され、キリストへの信仰と献身は、全世界を包んでいる。 これを、死んでしまったキリストと呼ぶことが出来ようか。
イエス・キリストは、永遠の生ける神であることの証明である。
私ナポレオンは、力の上に帝国を築こうとして失敗した。
イエス・キリストは、愛の上に彼の王国を打ち立てている。』
②聖書の短い「出会い」の名言:ヨハネ
わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。
(ヨハネ10:11)
セントヘレナ島につながれている私の為に誰が死力をつくして愛してくれるのか?
ところがいるんだ! いらっしゃるのだ! 私は出会ったのだ!
そのお方が、イエス・キリストなんだ! と言っているのです。
ナポレオンはイエス・キリストの教えではなく、イエス・キリストというお方に出会ったので、人々にもこの方のことを知ってほしいと願って、これほど力強く主イエス・キリストを自慢して遺書に書き記し後世に残してくれたのだと思います。
ナポレオンのことを思い死力をつくすほど愛されたイエス・キリストは、
同じように、私達のことも イエス・キリストが死力をつくすほどに愛されています。
このみ言葉通りに完結されたのがイエス様です。
③聖書の短い「出会い」の名言:ヘブル
主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。
(ヘブル13:5)
ナポレオンほどの英雄でも力がなくなれば、人々は離れていき、忘れ去られて捨てられます。
しかし、イエス・キリストは、ナポレオンを忘れず離さず見捨てません。
その確信があったから、遺書に残したいと思ったのでしょう。
私にも確信があります。主はあなたを離れず、あなたを決して見捨てません。
④聖書の短い「出会い」の名言:詩編
主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、
主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。
主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、
主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。
主を恐れる道は清らかで、
とこしえに絶えることがなく、
主のさばきは真実であって、ことごとく正しい。
これらは金よりも、多くの純金よりも慕わしく、
また蜜よりも、蜂の巣のしたたりよりも甘い。
(詩編19:7-10)
ナポレオンは、イエス・キリストの人間の常識を超えた、
期待以上の教えを聞いただけはなく、
その教え、聖書の名言集を通してイエス・キリストに出会っています。
ただの知識としてではなく、
心の中でイエス・キリストご自身に出会ったことは、何にも勝って強いです。
孤島に一人行くなら何を持っていきますか? と聞くと
第一位がワンピースという漫画の本、第二位が聖書だったそうです。
クリスチャン人口の少ない日本においても聖書が第二位だったとは意外でした。
⑤聖書の短い「出会い」の名言:ヨハネ
イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。
(ヨハネ16:6)
主イエスは、十字架によって、ご自分の肉体という垂れ幕を通して、
信じる者には大胆に神のおられる至聖所にまで行くことのできる、
新しい生ける道を開いてくださいました。
このことを信じこの道を歩む者は、あまりの主のすばらしさの故に
この世的な名誉欲などの価値観から解放されて自由になり、
主イエスが愛によて打ち立てられた天のみ国のすばらしさを実感を持って味わうことが出来ます。
彼の遺書から、
正にナポレオン自身が、十字架に表される神の義により頼んで、
主の恵みである罪をの赦し、永遠の命を自分のものとして、
語りつくせない感謝に溢れていたことが分かります。
ナポレオンの遺書を読んだ私もとても恵まれ励まされました。
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