聖書の名言 出会い【英語有】マタイ2章 三つの出会い方。

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マタイの福音書

イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、(マタイ2:1)

 Now when Jesus was born in Bethlehem of Judaea in the days of Herod the king, behold, there came wise men from the east to Jerusalem,

 

ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでイエス様がお生まれになった時のことです。

ここの個所も、ミッション系の幼稚園で過ごされたなら、クリスマスの降誕劇を観たり

実際に演じた方がおられるかもしれませんね。

①東方の博士たちと②ヘロデ王 そして、③聖書を教える律法学者と祭司長達の 出会い方と、

東方の博士たちの三つの捧げもの①黄金②乳香③没薬のことで、今日も主に新しく出会い語られたことを分かち合います。

 

聖書の名言 出会い: マタイ2:2-10 三つの出会い方

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「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。(マタイ2:2)

Saying, Where is he that is born King of the Jews? for we have seen his star in the east, and are come to worship him.

メシア(救い主)が生まれる時は、特別な星が現れるという旧約聖書の預言をたよりにしてか、博士たちは星を占う天文学者だったからと言われているのですが、

星が登るのを見て導かれエルサレムにいるヘロデ王のところまで救い主を礼拝しに来ました。

ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々もみな、同様であった。

(マタイ2:3)

When Herod the king had heard these things, he was troubled, and all Jerusalem with him.

 

ヘロデ王は救い主のお生まれを喜んではおらず、動揺して嫉妬と殺意を心に隠して、

祭司長達、律法学者たちを集めて、キリストはどこで生まれるのかを聞きましたが、彼らは、旧約聖書の個所を伝えただけです。

彼らは王に言った、「それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています、『ユダの地、ベツレヘムよ、
おまえはユダの君たちの中で、
決して最も小さいものではない。
おまえの中からひとりの君が出て、
わが民イスラエルの牧者となるであろう』」。(マタイ2:5-6)

And they said unto him, In Bethlehem of Judaea: for thus it is written by the prophet,
And thou Bethlehem, in the land of Juda, art not the least among the princes of Juda: for out of thee shall come a Governor, that shall rule my people Israel.

 

ヘロデは東の方から来た博士たちに、私も拝みたいから詳しく調べ見つけるように言って

彼等を送り出しました。見つけてキリストを殺す為です。

聖書の名言 出会い:求めなさい、与えられます。

彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。
(マタイ2:9)
 When they had heard the king, they departed; and, lo, the star, which they saw in the east, went before them, till it came and stood over where the young child was.
祭司長や、律法学者たちは聖書に書いてある預言の専門家であるにも関わらず、
主を素朴に求めようともせず、救い主を拝することはできませんでした。
求めている者に与えてくださる神様です。
救い主を礼拝したいと求めている東の方から来た博士たちには、救い主イエス・キリストの
おられるところまで星に誘導させて連れて行ってくださいました。
彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。(マタイ2:10)
 When they saw the star, they rejoiced with exceeding great joy.

聖書の名言 出会い:三つの出会いに思うこと




第一の出会い方
東の博士たちのように、真心から救い主をお迎えしたいと思っている人々にとっては救い主との出会いは非常な喜びの出会いです。
第二の出会い方
救い主を妬む、ヘロデ王には、キリストは邪魔な存在です。出会いたくないという出会い方です。
第三の出会い方
祭司長や律法学者たちは、いつしか本質を離れ、
形式だけの宗教家となってしまっていたのでしょう。
聖書に書いてあることを知識として理解するだけで、それを生かして実行できず、
おごり高ぶって素朴に求める者を見下し、かえって不信仰になり、救い主を拝することはできませんでした。やがて彼らによって主イエスは十字架で処刑されました。残念な出会いです。
私は日々の主との出会いが、残念な出会いにならないようにと願います。
彼らのことを他人事と考えず、彼らのように
論語読みの論語知らずにならないように、私の中におごり高ぶって、
素朴に求める人を見下しているところはないか、不信仰になって、
救い主を心から礼拝できず残念な出会い方をしていないかを、吟味していたいと思いました。
聖書を学ぶにつれて、ますます素朴に主を求め、実際に行動して生きていけますように。

聖書の名言 出会い:贈り物

渡す
 そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。
(マタイ2:11)
 And when they were come into the house, they saw the young child with Mary his mother, and fell down, and worshipped him: and when they had opened their treasures, they presented unto him gifts; gold, and frankincense and myrrh.
博士の贈り物です。これも有名な降誕劇の場面です。
ここで、ワンポイント、これから降誕劇を観る時にこのことを知っておくと、さらに深く味わえます。
①贈り物の黄金とは王に捧げる者です
②乳香は祭司が捧げものとして用いるものです。
   罪の宥めの捧げものの時は乳香を添えてはならないと旧約聖書にありますから、
   (レビ記5:11)乳香は神の前に聖いことを表しています。
③没薬は死体に塗るものです。
①王であり②祭司であり、③私たちの罪の身代わりに死なれる贖い主であることを示しています。

聖書の名言 出会い 無駄なことは一つもない

 そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおって自分の国へ帰って行った。(マタイ2:12)
And being warned of God in a dream that they should not return to Herod, they departed into their own country another way.
神様は、東の博士たちを守ってくださいました。
彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。(マタイ2:13)
 And when they were departed, behold, the angel of the Lord appeareth to Joseph in a dream, saying, Arise, and take the young child and his mother, and flee into Egypt, and be thou there until I bring thee word: for Herod will seek the young child to destroy him.
主イエスは、生まれた時から命を狙われていました。十字架の生涯でした。
そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、 2:15ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。(マタイ2:14)
 When he arose, he took the young child and his mother by night, and departed into Egypt:
神様なら、大切なひとり子イエスがを家畜小屋でお生まれになるような事や、
はるばるエジプトまで行かなくても、危険な目に合わせないようにできたはずです。
しかし、これが神様のなさることです。無駄なことは何一つないことを覚えます。
主イエスも、家畜小屋から始められた、命を狙われ、誤解され、妬まれました。
華々しい、奇跡や不思議をなさり多くの人々を癒された宣教活動の前にあった事実が
私たちに、勇気と励ましをもたらします。

聖書の名言 出会い:聖書の預言の成就




さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。 こうして、預言者エレミヤによって言われたことが、成就したのである。

「叫び泣く大いなる悲しみの声が
ラマで聞えた。
ラケルはその子らのためになげいた。
子らがもはやいないので、
慰められることさえ願わなかった」。(マタイ2:16-18)
 Then Herod, when he saw that he was mocked of the wise men, was exceeding wroth, and sent forth, and slew all the children that were in Bethlehem, and in all the coasts thereof, from two years old and under, according to the time which he had diligently enquired of the wise men.
2:17 Then was fulfilled that which was spoken by Jeremy the prophet, saying,
2:18 In Rama was there a voice heard, lamentation, and weeping, and great mourning, Rachel weeping for her children, and would not be comforted, because they are not.
イエス・キリストが生まれるずっと前から、旧約聖書では創世記3:15の預言から始まって
所々でキリストのことを預言している箇所が、数えると116件ありました。
その全てがキリストによって正確に成就しています。
聖書の預言には私達の時代また近未来のこともダニエル書や黙示録などに記してあります。
さて、ヘロデが死んだのち、見よ、主の使がエジプトにいるヨセフに夢で現れて言った、 2:「立って、幼な子とその母を連れて、イスラエルの地に行け。幼な子の命をねらっていた人々は、死んでしまった」。 そこでヨセフは立って、幼な子とその母とを連れて、イスラエルの地に帰った。(マタイ2:19-21)
 But when Herod was dead, behold, an angel of the Lord appeareth in a dream to Joseph in Egypt,
Saying, Arise, and take the young child and his mother, and go into the land of Israel: for they are dead which sought the young child’s life.
 And he arose, and took the young child and his mother, and came into the land of Israel.
 しかし、アケラオがその父ヘロデに代ってユダヤを治めていると聞いたので、そこへ行くことを恐れた。そして夢でみ告げを受けたので、ガリラヤの地方に退き、 ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちによって、「彼はナザレ人と呼ばれるであろう」と言われたことが、成就するためである。(マタイ2:22-23)
 But when he heard that Archelaus did reign in Judaea in the room of his father Herod, he was afraid to go thither: notwithstanding, being warned of God in a dream, he turned aside into the parts of Galilee:
2:23 And he came and dwelt in a city called Nazareth: that it might be fulfilled which was spoken by the prophets, He shall be called a Nazarene.

これも旧約聖書の預言の成就です。

 

同じ個所を何度も朗読し、調べながら、祈りながら記事を書いているのですが、

書いている本人が、とても恵まれます。

できるだけ継続していきたいと思います。

もしもご自分のデボーションにこのサイトを使っていただけるなら、

私の記事を読まれる前に、何もない状態で一度聖書を朗読されることをお勧めします。

聖書を持っておられない方は、携帯からでもパソコンでも、

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あなたの恵まれた証も分かち合ってくださったら嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

あなたに、神様の豊かな祝福がありますように \(^o^)/

 

 

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