「火を呼びくだし、雨を降らしし エリヤも我と同じ人なり」
この聖歌が歌うように、聖書に登場する人物たちは、遠い神話の住人ではありません。私たちと同じ人間が、同じ地球上で、神様と共に歩んだ歴史的事実が聖書には記されています。
シオンの丘、モリヤの山、ギホンの泉 ― これらは今もイスラエルに存在する実在の場所です。
この図解を通して、聖書の舞台を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。知らなかったことを知り、分からなかったことが分かり、疑問が解決する ― そんな小さな発見が、聖書を開く楽しみにつながりますように。
目次
🕳️ ウォーレンズ・シャフト(ツィンノール)の構造
ダビデがエブスを攻略した「水汲みの地下道」
第二サムエル記5:8「だれでもエブス人を打とうとする者は、水汲みの地下道を抜けて…」
📍 構造の各部分を選択
📐 断面図(東西方向)
✝️ 霊的適用:「下から攻める」信仰
🏰 エブス人の誇り
「目の見えない者、足のなえた者でさえ、あなたを追い出せる」
高い城壁、堅固な防御、難攻不落の自信。彼らの誇りは「高さ」にありました。
⬇️ ダビデの戦略
正面からではなく、下から。力ではなく、知恵で。
狭くて暗い縦穴を、一人ずつ這い上がる。謙遜の姿勢で高慢を打ち破りました。
👑 ダビデの人生パターン
- • 羊飼い → 王
- • 竪琴弾き → 軍の指揮官
- • 洞窟の逃亡者 → イスラエルの支配者
- • 石と投石器 → ゴリアテに勝利
📖 聖書の原則
「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます」
— マタイ23:12
「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる」
— ヤコブ4:6
エブス(יְבוּס)= 「踏みにじる者」
高慢の象徴である城を、ダビデは謙遜の道(狭い地下道)を通って攻略した
私たちの心の「エブス」も、へりくだりによって打ち破られる
🔍 考古学的発見
発見の歴史
- 1867年 — チャールズ・ウォーレン卿が縦穴を発見
- 1980年代 — ヨセフ・シロによる詳細な発掘調査
- 1990年代 — ライヒとシュクロンによる再調査
- 現在 — 観光客が実際に歩いて見学可能
構造の詳細
- 水平トンネル — 約40m、城壁内から斜面へ
- 垂直シャフト — 約13m、自然の割れ目を利用
- 下部トンネル — ギホンの泉への接続
- 年代 — 中期青銅器時代(BC2000-1550)
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