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金の像から獣、雄羊と雄山羊まで――同じ物語を3つの見方で
神様は同じ未来を、ダニエル書の中で3度、違う姿で見せておられます。2章では人間の目に映る「価値」として(金→銀→青銅→鉄)、7章では神の目に映る「本性」として(獅子→熊→ひょう→恐ろしい獣)、8章ではその一部をさらに拡大して(雄羊→雄山羊)。同じ出来事を繰り返し、角度を変えて語るのは、聖書全体に見られる特徴です。
| 帝国 | 2章(ネブカデネザルの夢) | 7章(ダニエルの幻・獣) | 8章(雄羊・雄山羊) |
| バビロン | 頭(金) | 獅子(わしの翼) | ― |
| メド・ペルシャ | 胸・両腕(銀) | 熊(横向きに寝た姿) | 雄羊(2本の角) |
| ギリシャ | 腹・もも(青銅) | ひょう(背に4つの翼) | 雄山羊(1本の角→4本に分裂) |
| ローマ | すね(鉄) | 恐ろしい第四の獣(10本の角) | ― |
| 反キリスト(型と本体) | 足の指(鉄と粘土) | 小さい角 | 小さい角(アンティオコス4世=型) |
8章の幻は、7章で示された4帝国のうち、メド・ペルシャとギリシャの2つだけを取り上げ、その内部で何が起こるかをさらに詳しく見せています。バビロンとローマがこの表に登場しないのは、8章の幻の対象がもともとこの2帝国に絞られているためです。
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