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原語メモ

ヘブライ語
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原語メモ帳
これまでの聖書通読で出会った、ヘブライ語・アラム語・ギリシャ語をまとめました。気になる語を検索してみてください。原語の文字が初めての方は、下の「文字と母音記号の一覧」もどうぞ。
この一覧は、友喜が聖書通読の中で調べ、学んできた原語の記録です。専門的な辞書ではなく、聖書を読み進める中で「へえ」と思った気づきをまとめたものです。より正確な情報は、専門の辞書や注解書もあわせてご参照ください。
はじめての方へ:文字と母音記号の一覧(タップで開きます)

覚えられなくても大丈夫です。見ているだけでも、指で空中に書きながら声に出して読むだけでも、文字と音が少しずつ結びついていきます。

1.ギリシャ語のアルファベット(24文字)

大文字小文字名前ローマ字読みの目安種類
Ααアルファaア母音
Ββベータbブ子音
Γγガンマgグ子音
Δδデルタdド子音
Εεエプシロンeエ(短い)母音
Ζζゼータzズ子音
Ηηエータēエー(長い)母音
Θθテータthテ子音
Ιιイオータiイ母音
Κκカッパkク子音
Λλラムダlル子音
Μμミューmム子音
Ννニューnヌ子音
Ξξクシーxクス子音
Οοオミクロンoオ(短い)母音
Ππピーpプ子音
Ρρローrル子音
Σσ/ςシグマsス子音
Ττタウtト子音
Υυウプシロンuユ母音
Φφファイphフ子音
Χχカイchク子音
Ψψプサイpsプス子音
Ωωオメガōオー(長い)母音
  • 青い行は母音(7文字)、白い行は子音(17文字)です。
  • ε と ο は短く、η と ω は長く伸ばして読みます。
  • Σ の小文字は、語の途中では σ、語の最後では ς になります。同じ文字です。
  • 文字の上に付く小さな記号(アクセント記号や気息記号)は、最初は気にしすぎなくて大丈夫です。
  • 読み方は、日本語で伝えやすい目安です。辞典や教材によって少し違うことがあります。

2.ヘブライ語のアルファベット(22文字)

ヘブライ語は右から左へ読みます。文字は子音だけを表し、母音は次の「母音記号」で表します。

文字語末の形名前ローマ字読みの目安母音にも
א-アレフʼ無音(声門の音)○
ב-ベートb・vブ・ヴ
ג-ギメルgグ
ד-ダレットdド
ה-ヘーhハ○
ו-ヴァウwヴ○
ז-ザインzズ
ח-ヘートḥハ(のどの強い音)
ט-テートṭト(強い音)
י-ヨードyヨ○
כךカフk・khク・ハ
ל-ラメドlル
מםメムmム
נןヌンnヌ
ס-サメフsス
ע-アインʻのどの音(無音に近い)
פףペーp・fプ・フ
צץツァデーṣツ
ק-コフqク(奥の音)
ר-レーシュrル
שׁ שׂ-シーン/スィーンsh・sシュ・ス
ת-タウtト
  • 茶色の行の4文字(א ה ו י)は、母音を表すときにも使われることがあります。
  • כ・מ・נ・פ・צ の5文字は、語の最後に来るときだけ別の形(ך ם ן ף ץ)になります。
  • ש は、上の点が右にあれば「シュ」、左にあれば「ス」と読みます。
  • 文字の名前の読みは、資料によって少し違います(ヘート/ヘット、サメフ/サメクなど)。

3.ヘブライ語の母音記号(点や線)

子音の文字を読んで、その下や上の記号で母音を足します。表では ב(ブ)を例にしています。

記号名前音読み例ひとこと
基本の母音記号(文字の下や上に付く)
בָカーメツアーバー「ア」を長く。「オ」と読む場合もある
בַパタフアバ短い「ア」
בֵツェーレーエーベー「エ」を長く
בֶセゴールエベ短い「エ」。点が三つ
בִヒーレクイビ文字の下に点一つ
בֹホーレムオーボー文字の左上に付く点
בֻクブーツウブ文字の下に斜めの三つの点
母音を表す文字と組み合わさる形(伸ばす音)
בוֹホーレム・ヴァウオーボーו(ヴァウ)の上に点
בוּシューレクウーブーו(ヴァウ)の中に点
בִיヒーレク・ヨードイービーי(ヨード)が付く
בֵיツェーレー・ヨードエーベーי(ヨード)が付く
とても短い母音(シェヴァとハタフ)
בְシェヴァ短い「エ」または無音ブ、ベ文字の下に縦の点二つ。語の中では無音になることが多い
בֲハタフ・パタフ短い「ア」バシェヴァ+パタフ
בֱハタフ・セゴール短い「エ」ベシェヴァ+セゴール
בֳハタフ・カーメツ短い「オ」ボシェヴァ+カーメツ
母音ではないが、よく見かける点
בּダゲシュ子音を強めるブ文字の中の点。ב・כ・פ などでは音が変わる
שׁ שׂシン点シュ/スシュ、ス右の点ならシュ、左の点ならス
  • 母音記号は、聖書の本文が書かれた時代から付いていたわけではありません。7〜10世紀ごろ、マソラ学者たちが読み方を守るために付け加えたと言われています。それまでは、子音の文字だけで書かれていました。
  • 名前の読みは、資料によって少し違います(カーメツ/カメツなど)。目安として使ってください。

4.母音で言葉が変わる例

שָׁקֵד

シャーケード

שָׁ =「ア」(下にT字の記号)

あめんどう(アーモンド)

שֹׁקֵד

ショーケード

שֹׁ =「オ」(上に点)

見張っている

子音は同じ שקד(シン・コフ・ダレット)。母音記号が一つ違うだけで、別の言葉になります。エレミヤ書1章11〜12節の語呂合わせです。

5.読んでみましょう

語文字の読み方読み意味
γρηγορέωγ(グ)ρ(ル)η(エー)γ(グ)ο(オ)ρ(ル)ε(エ)ω(オー)グレーゴレオー目をさましている
νήφων(ヌ)η(エー)φ(フ)ω(オー)ネーフォー慎む(しらふでいる)
שָׁמַר右から左へ。シン(シュ)+カーメツ(アー)、メム(ム)+パタフ(ア)、レーシュ(ル)シャーマル守る、見張る
עָבַד右から左へ。アイン(のど音)+カーメツ(アー)、ベート(ヴ)+パタフ(ア)、ダレット(ド)アーヴァド耕す、仕える

ここに書いた意味は学習用の目安です。

語彙は「聖書の名言集」の通読記事から集めたものです。新しい記事が増えるたびに、随時追加していきます。
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